2005-02-10 第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
これが一番主題になっている、国会をいかに活性化するかという大きなテーマに返った場合に、官僚主導、役人主導はけしからぬ、どうやって政治家の手に法案の決定についても取り戻すかということの原点なんですが、これは結局、閣議決定というものは、官報とか法令全集に掲載されるということはありませんので、閲覧することがなかなか容易ではないんですね。
これが一番主題になっている、国会をいかに活性化するかという大きなテーマに返った場合に、官僚主導、役人主導はけしからぬ、どうやって政治家の手に法案の決定についても取り戻すかということの原点なんですが、これは結局、閣議決定というものは、官報とか法令全集に掲載されるということはありませんので、閲覧することがなかなか容易ではないんですね。
そうすると、端的に言えば、従前の借地契約あるいは借家契約というのは現行法の例によるわけですけれども、それがなくなってしまう、法令全集からなくなって廃止法令の中へ入ってしまう、だけれどもそれによる、こういうことになるのか。
「必要に迫られると法令全集をひっくり返し、なんとかツジツマ合わせの根拠を見つけ出す官僚の手並みは相変わらず”お見事“というほかないが、こうしたこうやく張り手法では根本的解決は望めない」のではないか。こういう、私は痛烈かつ適切な批判だと思いますよ。
それから、これらの法律の施行に伴いまして公布された勅令、これも法令全集等で調査した限りにおきましては十二件であると承知しております。
内閣官房編集の法令全集、これですが、この中の二百八十八ページから二百八十九ページにちゃんとこう載っています。それはどうですか、御存じですか。
日本の国内法にどんなものがあるか、汗牛充棟もただならないところのあの法令全集を見てもわかる通り、外国ではわかりっこない。そんなことで一々条約が変更を受けることになったら、条約というものは全く権威を失う。